この記事は、ドコモ光が繋がらないときの読者に、3つのことを最後まで責任を持ってお伝えします。
ドコモ光が繋がらないとき、原因は大きく3カ所のどれかに分かれます。
回線側の障害・工事(道路工事で配達が止まっているような状態)。
宅内の機器や配線(玄関まわりの受け取り設備の不調)。
そして端末1台だけの問題(スマホやパソコン側のつまずき)です。
原因の場所が違えば、直し方も、連絡すべき相手も変わります。
ここで気をつけたいのが、「ドコモ光だから、ドコモに電話すれば全部直してもらえる」とは限らないことです。
ドコモ光は回線とプロバイダがセットになったサービスで、接続設定まわりはプロバイダの担当になることもあります。
それともう1つ、後ろの章で詳しく触れますが、障害情報ページに何も載っていなくても、地域レベルの故障は普通に起きています。
「障害情報に何も出ていない!=自分ち回線だけの故障!」と決めつけないでください。
この記事は次の順で進みます。
まず「自分はどっちのコースか」を1分で見分け、自力対処コースなら2分の最短切り分け。
それでも直らなければ縦の動線で原因を絞り、最後に修理依頼になったときのお金の話。
順番に読み進めれば、自分のケースで読み終えられます。
あなたのケースは『自分で直せそう』か『修理依頼コース』か
焦って機器を片っぱしから触り始める前に、まず1分だけ立ち止まってください。
明らかに「自分で直すのは無理」「修理依頼コースに直行したほうが早い」というサインがあります。
当てはまるなら、無駄な作業をせず電話するのが結局いちばん速いルートです。
ここに当てはまるなら、迷わず『修理依頼コース』に直行
次のどれかに心当たりがあれば、自力対処は一度脇に置いて、先に修理依頼の電話を入れてください。下手に触ると、かえって状況を悪くすることもあります。
-
機器を落とした/飲み物をこぼした(ONUやホームゲートウェイなどに物理的なダメージが入っている可能性が高い)
-
屋内のケーブルをペットが噛んだ/光コンセントが壊れた(壁から出ている光の差込口に損傷があるとき)
-
庭木の剪定や、エアコン工事のあとから繋がらなくなった(外壁から家に入ってくる光ケーブルを傷つけてしまっている可能性)
-
機器のランプが完全に消えたままで、電源を入れ直しても何も光らない(機器そのものが反応していない状態)
-
外から見える範囲で、光ケーブルの被覆が剥がれていたり切れていたりする
これらは、即修理対応が必要なものばかりなので、ご自分であれこれ調べたり触ったりする前にカスタマサポートに即電話です。
でないと復旧までの時間がどんどん遅くなります。
ドコモ光のトラブル窓口の電話番号(2026年5月時点)
ドコモ光が繋がらない・故障かもしれない、というときの相談先はこちらです。
| かけ方 | 電話番号 |
|---|---|
| ドコモのスマホ・携帯電話から | 113(通話料無料) |
| 一般の固定電話や、ドコモ以外のスマホから | 0120-800-000(通話料無料) |
故障の窓口は24時間、受付だけは自動で進められます。
深夜や早朝にかけても、自動音声や録音で症状を受け付け、あらためて担当者から折り返し連絡が来る流れです。
「夜中だから明日まで何もできない」とあきらめなくて大丈夫、という意味です。
電話番号や受付の案内は変わることがあります。
念のため、スマホのモバイル回線が使えるうちに、ドコモ光公式サイトのサポート・お問い合わせページでも最新の案内を確認しておくと安心です。
電話が繋がりにくいときは「おたすけロボット」”通称おたロボ”で即完結!
時間帯によっては電話が混み合うこともあります。
スマホのモバイル回線(自宅のWi-Fiではなく、4G・5Gの通信)が使えるなら、ドコモ光公式サイトには24時間対応のチャット窓口「おたすけロボット」があります。
チャットボットの画面で、トラブル相談・問い合わせだけでなく、最短空き日での修理依頼までおたすけロボットでできてしまいます。(ここが一番優れているところ!)
上記のようなケースは担当オペレーターと話すまでもなく修理を依頼しないといけないケースなので、なかなか繋がらない電話を延々とBGM聞かせられながら待つより、さっさと修理依頼してしまいましょう。
機器の故障がはっきりしているなら訪問修理の依頼ではなく宅配交換の依頼もできます。誰とも喋らずにスマホだけで完結できる修理依頼です。
手元のスマホのデータ通信(wifiではなくモバイル通信の方)も心もとないときは、メインの手段はあくまで上の電話番号と考えてください。
急いでいない人は、この先の「2分の切り分け」を試してから電話したほうが、話が早く進みます。
なぜなら、何を試したかをオペレーターに伝えられると、原因の絞り込みが一気に進むからです。
電話する意味は『相談』だけじゃない
「電話してもどうせ再起動を促されて終わるんでしょ」と思っていませんか。実はそれだけではありません。
電話することのいちばん大きな実利は、自分の故障情報がドコモから設備保守側(NTT東日本・NTT西日本)にきちんと取り次がれることです。修理対応そのものはドコモではなくNTTが担当です。
ドコモ光の回線そのもの(光ファイバーや収容局までの設備)は、NTT東日本・西日本が保守を担当しているからです。
利用者がドコモのトラブル窓口に電話で故障申告をすると、その内容はドコモ側からNTT東西の故障受付部門へ、専用のしくみ(故障取次システム)で送られます。
受けたNTT側は、回線設備の状況を調べたうえで、エンドユーザーに折り返しの電話を入れ、故障の詳細と、復旧の見込み時間を説明してくれます。
ここがポイントです。地域レベルの故障の修理は、利用者が申告しなくてもいずれ実施されます。
けれども、申告しないと「いつ直るのか」をユーザー側が知る手段がありません。
「あとどれくらいで直るか分からない」状態ほど、生活の予定が立てにくいものはありません。
だから、つながらない=困っている、と感じたら、早めの電話一本が大きな差を生みます。
上に当てはまらない人は『自力対処コース』へ
判別リストのどれにも当てはまらないなら、まずは次のセクションの2分の最短切り分けを試してみてください。
実際、軽い接触不良や一時的な不調なら、この2分で直ってしまうことが多いです。
なお、修理依頼コースに進んだ場合の「いくらかかるのか」という不安は、この記事の後半(修理依頼になったとき、お金の話はどう動くのか)でまとめて扱います。
結論だけ先に言うと、無償か有償かの「見込み」は事前に判別できます。心当たりがある人は、そこから読み飛ばしてもOKです。
自力対処コース:電話の前に、2分だけ手を動かす最短の切り分け
ここからは、考え込まずに手を動かすだけの作業です。
順番どおりに試して、どこかで繋がれば、それが原因だったということ。
直らなくても「ここまでは試した」という記録が、あとで電話するときに効いてきます。
順番にやるだけの4ステップ
上から順に試してください。1つ試すごとに、ネットが復活したか確認します。
-
機器のランプを見る。
光回線の機器には、状態を知らせるランプが並んでいます。これは「どこまで信号が届いたか」を教えてくれる信号機のようなものです。赤く光っている、いつも点いているはずのランプが消えている、といったいつもと違う色がないかだけ確認し、あればスマホで写真を撮っておきます。 -
機器の電源を入れ直す。
電源プラグを抜き、2〜3分そのまま待ってから、もう一度差し込みます。待ち時間が短いと中の状態がリセットされきらないので、あわてず待つのがコツです(順番は次の見出しで説明します)。 -
ケーブルの抜け・ゆるみを確認する。
壁から機器へ伸びる光ケーブル、機器とパソコンをつなぐLANケーブル、電源ケーブルが、しっかり奥まで差さっているか触って確かめます。
掃除や模様替えのあとは、ここがゆるんでいることがよくあります。 -
パソコンを機器に有線でつないでみる。
LANケーブルでパソコンを機器に直接つなぎ、ネットが使えるか試します。これは、蛇口に直接ホースをつないで水が出るか確かめるような動作です。有線で繋がるなら回線そのものは生きていて、原因はWi-Fi側。有線でも繋がらないなら、回線か機器側が疑わしい、と切り分けられます。
再起動は『順番』と『待ち時間』で差が出る
機器の電源を入れ直すときは、順番が結果を変えます。
家の光回線まわりには、役割の違う機器が並んでいます。
| 機器 | ざっくりした役割 |
|---|---|
| ONU(回線終端装置) | 壁から来る光信号を、家庭用のネット信号に翻訳する箱 |
| ホームゲートウェイ | ひかり電話やルーターの機能を1台にまとめた、玄関の集中ボックス |
| ルーター | 受け取ったネットを、家じゅうの機器へ配る装置 |
再起動は、壁に近い側(光信号が入ってくる側)の機器から順に行います。
ONUやホームゲートウェイを先に電源オフ、続いてルーターをオフ。数分待ってから、今度は壁に近い側から順に電源を入れていきます。
配る側から先に起動しても、肝心の信号がまだ来ていないので空振りになるためです。電源を入れたあとは、ランプが安定するまで2〜3分待ちます。
なお、停電や落雷のあとは、機器が正常に起動し直していないことがあります。心当たりがあれば、この再起動でリセットされることが多いです。
ここで直ったら終わり。直らない人は次へ
4ステップのどこかでネットが復活したなら、ここで読み終わって大丈夫です。
原因は軽い接触不良や一時的な不調だった、ということになります。
一方、ここまで試しても繋がらない場合は、もう少し踏み込んだ切り分けが必要です。
この先は、2分の切り分けで直らなかった人に向けた内容になります。
ここから先は、2分の切り分けでも直らなかった人へ。まず症状を2つに分ける
再起動もケーブル確認も済ませた。それでもダメ。
そんなときは、やみくもに機器を触り続ける前に、自分の症状を2つのタイプに仕分けると、進む道がはっきりします。
『全部ダメ』と『夜だけ重い』はまったく別の話
「繋がらない」と一口に言っても、中身は2種類あります。
-
完全断…まったく繋がらない。ページがいっさい開かない、メールも届かない状態。
-
速度低下…繋がってはいるが、遅い・重い・動画が止まる。特に夜だけ重い、といった状態。
この2つは、原因も連絡すべき相手も別物です。
速度低下のほうは、利用が集中する時間帯の混雑などが絡むことが多く、機器の故障とは限りません。
夜だけ重いといったケースの詳しい確認方法は、IPv6が使えているかを確認する方法のページにまとめています。まずはそちらが向いています。
この記事がこの先で扱うのは、主に完全断(まったく繋がらない)のほうです。
自分は完全断だ、という人は次に進んでください。
スマホで障害情報ページをのぞいてみる
完全に繋がらないとき、まず手早く確かめたいのは「不調が起きているのは自分の家だけなのか、それとも大きな全体障害が出ているのか」です。
大きな全体障害が起きているなら、家の機器をいくら触っても直りません。
確認先は、ドコモの通信障害・お知らせの情報ページです。
固定回線であるドコモ光の障害も、携帯電話の障害と同じ一覧に時系列で掲載されます(2026年5月時点)。
掲載されている各情報には、「【障害発生】」→「【第○報】」→「【復旧】」「【お詫び/復旧】」のように、進行状況が分かるしるしが付いています。
自分の地域・サービスに関係する障害が出ていないか、をざっと見ます。
大事なのは、この確認はスマホのモバイル回線(4G・5G)で行うこと。家のネットが切れている以上、自宅のWi-Fiでは見られません。
スマホのデータ通信が使えるうちに、障害情報のページを開いておきましょう。
もしここで自分の地域・サービスの障害がはっきり載っていれば、家の機器を触らず、落ち着いて復旧を待てます。
一方で、ページを開いても何も該当する情報が載っていない――そんな経験をした人も少なくないはずです。
そのとき、すぐに「じゃあ自分の家が悪いんだ」と決めつけないでください。次の章が、その理由です。
障害情報ページに『何も載っていない』ときが、いちばん見落とされる
ここまで読んだ人へ。
「障害情報ページに何も載っていない=自分の家の問題」とは限りません。
むしろこの誤解で延々と機器を触り続け、無駄足になるケースは、現場感覚として相当多い部分です。落ち着いて読み進めてください。
地域の故障でも、ページに載らないのは普通にある
NTT東日本・西日本の工事故障情報、それを受けてドコモ光・ahamo光のようなコラボ事業者が出す通信障害情報。
これらの公式ページは、一定規模以上の故障のときにしか掲載されません。
ドコモの障害情報ページ自体、「重大な障害が発生した際にお知らせを掲載する」という趣旨で運用されているページです。
つまり、ページに載るのは「相当数の回線に影響が出た」レベルの故障。
逆に言えば、ご近所一帯が同時に繋がらなくなるような地域レベルの故障でも、ページに載らないことは普通にあります。
日常的に起きている、と言ってもよいぐらいです。
典型例を1つ。NTTの収容局ビルから各家庭に向かって、地下に光ケーブルが敷設されています。
その光ケーブル区間で、別の工事業者が地面を掘っていて誤って光ケーブル束を切ってしまう、という事故が現実にあります。
光回線(GE-PONという方式)の技術仕様では、1本の光ファイバー芯線で最大32軒のユーザーがインターネットを分け合っています。
たとえるなら、1本の太い道路を32軒で共有していて、その道路が一カ所で寸断されると、32軒分が同時に通行止めになる、ということ。
地域全滅相当のトラブルでも、これが「重大障害」の掲載基準に届かないと、公式ページには載らないままになります。
だから、ページに何も載っていない=自分のせい、では決してないのです。
電話一本で『保守側への取次』が動く
ではどうすればよいか。答えはシンプルで、こういうときこそドコモのトラブル窓口に電話で申告するのが正解です。
先ほども触れましたが、もう一度仕組みを書きます。
電話しなければ、保守側はあなたの宅で起きている個別の状況を知るすべがありません。
復旧に2〜3日かかることも。先に知れるかどうかが差を生む
地域レベルの光ケーブル切断のような故障は、ケーブルの敷設し直しを伴うため、復旧までに2〜3日かかることも珍しくありません。
これは長く感じる時間です。
ここでカギになるのは、復旧の修理そのものは、あなたが申告しなくても、保守側が原因を把握すれば必ず行われる、ということ。
一方で、「いつ復旧するか」を知れるのは、申告して折り返しの説明を受けた人だけです。
同じ2〜3日待つにしても、「あと半日くらい」と分かって過ごすのと、「いつ直るか分からないまま」過ごすのとでは、生活の段取りがまったく違います。
障害情報ページが空っぽでも、ためらわず電話してください。
「ページに載ってないけど大丈夫ですか」と聞いていい質問です。これが無駄足を防ぐ、いちばん現実的な手段です。
スマホやパソコンが1台だけ繋がらないなら
ここまでとは少し状況が違う人もいます。
「家族のスマホは使えているのに、自分のパソコンだけ繋がらない」。
そんなときは、原因を回線ではなく、その端末側に絞り込めます。
先ほどの有線直結のテストで、つないだパソコンはちゃんと繋がっていた——それなら回線そのものは生きています。
1台だけ繋がらないなら、回線の障害より、その端末かWi-Fiのつまずきを疑うのが近道です。
早い話、あなたの家でほかにwifiでネットにつながっている機器が1台でもあればドコモもプロバイダもNTTも全く関係ありません。
Wi-Fiマークはちゃんと出ているのに??
見落としやすいのが、Wi-Fiに繋がっていることと、インターネットに出られることは別ものだという点です。
画面のWi-Fiマークは「あなたのPCやスマホが自宅のwifiルーターとは繋がっている」というしるしにすぎません。そのwifiルーターがインターネットに繋がっていない状況が発生しているならあなたのPCやスマホはネットには繋がりません。
回線故障発生時は一番多いパターンです。
たとえるなら、家の玄関までは入れたけれど、その先の道路が通行止め、という状態。
Wi-Fiマークが立っていても安心せず、実際にページが開くかで判断してください。
端末1台だけのときに試す小さな確認
その端末で、次のような確認をしてみます。
-
スマホなら機内モードが知らないうちにオンになっていないか。一度オンにして、また戻すと接続し直せることもあります。
-
Wi-Fi自体をいったんオフにして、数秒おいてオンに戻す。
-
つなぐWi-Fiの名前(電波)を変えてみる。
通常wifiルーターは2種類の電波を出していることが多く、片方に切り替えると繋がる場合があります。
こうした端末側・Wi-Fi側の確認をもっと広く知りたいときは、ルーターがインターネットに繋がらないときの確認方法のページが参考になります。
『IPv6なのに繋がらない・遅い』と感じたら
「IPv6対応のはずなのに繋がらない」「IPv6にしてから調子が悪い」。そう感じてこのページにたどり着いた人もいるはずです。
ここでは、深い確認には立ち入らず、覚えて帰ってほしい1つのことだけお伝えします。
IPv6については『プロバイダの担当』と覚えておく
ドコモ光は、回線とプロバイダがセットになったサービスです。
IPv6(IPoEと呼ばれる新しい方式の接続)は、たとえるなら渋滞しがちな旧道ではなく、新しく作られた高速道路を通る通り方。
この通り方が使えるかどうか、調子よく動いているかどうかは、契約しているプロバイダの管轄になります。
つまり、IPv6まわりが怪しいと感じたときの相談先は、ドコモ光そのものではなくプロバイダになりやすい、ということです。もちろんドコモ側でもある程度切り分けには協力してくれますが最終「プロバイダに問い合わせてください。」となります。
これは次の「誰に連絡するか」の判断に直結します。
IPv6が自分の環境で本当に使えているかの確認手順そのものは、IPv6が使えているかを確認する方法のページにまとめてあります。
それでも直らないなら『誰に』連絡するか
切り分けを進めても直らないとき、多くの人がつまずくのは「結局どこに電話すればいいのか分からない」という点。
回線名で検索しても、連絡先は1つにはなりません。理由は、関わっている相手が複数いるからです。
ドコモ光・プロバイダ・メーカー、3つの窓口の役割
家のネットには、役割の違う3者が関わっています。宅配便にたとえると分かりやすくなります。
| 関わる相手 | 宅配でいうと | 担当している範囲 |
|---|---|---|
| 回線事業者(ドコモ光) | 荷物が通る道路 | 光回線そのもの、レンタルしている機器、契約まわり |
| プロバイダ | 道路を走る配送業者 | インターネットへの接続、IPv6など接続方式まわり |
| 機器メーカー | 玄関の受け取り設備 | 自分で買い足した市販ルーターなどの機器そのもの |
道路が工事中なら配送業者に文句を言っても始まりませんし、玄関のインターホンの故障は道路の管理者の担当ではありません。
不調が起きている場所に合わせて、聞く相手を選ぶ。これが遠回りしないコツです。
ドコモ光は、回線とプロバイダがセットで申し込めるプランがあるので、この場合だと窓口がドコモにまとまっている部分と、プロバイダ側に誘導される部分があります(接続設定など)。
もう1つ補足を。ドコモ光は、フレッツ光などのNTT東日本・西日本の回線設備を使って提供されています。
だからこそ、宅外の光ケーブル区間など設備側に起きた故障は、ドコモ→NTT東西の保守へと話が流れていきます。
先ほど「電話一本で取次が走る」と書いたのは、まさにこの裏側の仕組みのことです。利用者がまず連絡する相手は、ドコモ光の窓口です。NTTに直接問い合わせても「まずドコモへ」と案内されます。
理由は名目上回線はドコモの回線、お客様もドコモのお客様。ドコモからの正式な対応依頼がない限りNTTがお客様情報を開いたり、回線試験したりすることは「他社情報関連のコンプライアンス上」問題とされるからです。 ここは徹底されています。
症状別・最初に連絡すべき窓口の早見表
自分の症状から、最初に相談する窓口の目安を選べます。
あくまで「まずどこに相談するか」の出発点で、実際の対応はやり取りの中で案内されます。
| こんな症状のとき | まず連絡する先 |
|---|---|
| 家じゅう全部が完全に繋がらない/機器のランプが赤や消灯など異常 | ドコモ光のトラブル窓口(113/0120-800-000) |
| 障害情報ページに、自分の地域・サービスの障害が出ている | 連絡せず復旧を待つ(窓口は状況を案内するのみ) |
| 障害情報ページに何も載っていないが、家じゅう繋がらない | ドコモ光のトラブル窓口(保守取次してもらい復旧見込みを聞く) |
| レンタル機器のランプだけ異常で、有線でも繋がらない | ドコモ光のトラブル窓口(機器の交換相談を含む) |
| IPv6まわりが怪しい/接続設定に関わる不調 | 契約しているプロバイダの窓口 |
| 自分で買い足した市販ルーターだけ不調 | そのルーターのメーカー窓口 |
| スマホ・パソコン1台だけ繋がらない | 窓口に電話する前に、端末側の確認(先ほどの内容) |
どこに連絡すべきか迷ったときは、まずドコモ光のトラブル窓口(113/0120-800-000、2026年5月時点)に症状を伝え、案内を仰ぐのも十分にありです。
「自分で切り分けてから完璧な相手に連絡しなければ」と気負わなくて大丈夫です。
なお、繋がらない不具合とは別に、月額料金やプランが気になってこのページに来た人は、ドコモ光の料金をまとめたページが向いています。
修理依頼になったとき、お金の話はどう動くのか
ここからは、冒頭でお約束したCの話です。Cの話?なんだっけ?ですよね。
「修理を依頼することになったら、いくらかかるんだろう」――この不安、頭から離れないと思います。
結論を先に言うと、修理前の正確な金額を答えられる人は構造上どこにもいません。
ただし、無償か有償かの「見込み」だけは、事前に判別できます。順番に整理します。
なぜドコモ窓口は『修理費』を即答できないのか
意外に思うかもしれませんが、ドコモのトラブル窓口に電話で「修理代いくらですか?」と聞いても、その場で具体的な金額は返ってきません。
これは、ドコモが冷たいわけではなく、答えを持っていない仕組みなのです。
ドコモ光まわりの修理は、担当が分かれています。
修理依頼の受付はドコモ、実際に来て修理するのはNTT東日本・西日本、そして請求はNTT→ドコモ→(必要に応じ)ユーザーという流れ。
たとえるなら、家電を買った販売店に「工場の作業手間賃はいくらですか」と聞いているような状態で、販売店側は答えを持っていない、という構図です。
だから、「ドコモに聞けば修理費が分かる」という前提で電話すると、肩透かしを食らいます。
代わりに知っておくと役立つのが、次の「無償か有償か」の見分け方です。
無償か有償かの『見込み』は事前に判別できる
金額そのものは答えられなくても、無償の対応で終わりそうか、有償になりそうかの見当は、ご自宅の状況からつけられます。
判定軸はざっくり2つ。「壊れている場所」と「壊れた原因」です。
| 壊れている場所 | 自然故障の場合 | お客様原因の場合は |
|---|---|---|
| コラボ区間(壁から出る光コンセント〜ONU・ホームゲートウェイまでのNTT区間) | 無償の見込み | 有償の見込み |
| お客様設備区間(ONU配下:LANケーブル・自前の市販ルーター・パソコンなどの端末) | NTTの修理は基本対象外(依頼があれば修理者の可能な作業に限り有償で対応) | 同上(有償の請負) |
つまり、レンタルしている機器(ONUやホームゲートウェイ)が自然に壊れたような故障は、無償交換で終わることが多いです。
一方、自分の不注意で壊れた場合や、ONU配下の自前の機器が原因の場合は、有償になる前提で考えておくと安心です。
お客様原因で『有償扱い』になる典型例
最終的には現場に来た修理者の判断になりますが、一般的に有償扱いとされやすいのは、たとえば次のようなケースです。
-
庭木の剪定作業中に、家に引き込む光ケーブル(光引込線)を切ってしまった
-
エアコン工事のダクト通線のついでに、光ケーブルを傷つけてしまった
-
屋内の光ケーブルをペットが噛んでしまった/光コンセントが破損した
-
ONUやホームゲートウェイを落として破損した
-
機器に飲み物をこぼしてしまった(水没扱いになりやすい)
心当たりがあるなら、有償の見込みで身構えておくのが現実的です。
逆に、これらに思い当たることがなく、ある日突然ランプがおかしくなったというような場合は、自然故障として無償の対応になることが多いです。
お客様設備区間の修理は『現場で口頭契約』
ややこしいのが、ONU配下の自前機器(LANケーブルや市販ルーターなど)まわりの修理です。
これは原則NTTの修理対象外なのですが、「ついでに見てもらえないか」と依頼があれば、現場の修理者の可能な範囲で対応してくれることがあります。
このとき、流れがふつうの修理とは少し違います。現場で修理者があなたに費用を口頭で説明し、あなたが「お願いします」と承諾した場合だけ、修理が実施されます。
費用も、ふだんのコラボ料金(毎月のドコモ光の料金)とは別に、後日NTT東日本・西日本の料金センタから直接請求が届く建前です。
ここで1つ落とし穴。NTTには「おまとめ請求」という、ドコモ携帯料金やフレッツ回線などをひとまとめにする一括請求のサービスがあります。
これを登録している人だと、お客様設備区間の修理費も合算で請求書に乗ってくるため、見た目には「いつもの料金と一緒に来た」ように見える場合があります。
請求書が届いたら、念のため内訳をよく見てください。
修理後の問い合わせ先
修理が終わったあと、「この請求は何だろう?」と疑問が湧くこともあります。
問い合わせ先は、修理した区間によって分かれます。
-
コラボ区間(ONU・ホームゲートウェイなどのレンタル機器側)の修理代に関する質問 → ドコモ光のトラブル窓口(113/0120-800-000、2026年5月時点)
-
お客様設備区間(ONU配下の自前機器側)の修理代に関する質問 → NTT東日本・西日本の料金センタ(ドコモは関与しないため、聞いても回答は得られません)
「ドコモから来た請求だからドコモに聞けばいい」というのは、お客様設備区間の修理に関しては当てはまりません。
ここを知っておくだけでも、後日のたらい回し感はずいぶん減ります。
電話する前の3分でやっておくと話が早いこと
窓口に電話する前に、伝える内容を手元にそろえておくと、やり取りがぐっとスムーズになります。
電話口で「えーと」と探す時間が減り、原因の絞り込みも早く進みます。
オペレーターに最初に聞かれること
問い合わせると、たいてい次のようなことを順に確認されます。あらかじめ用意しておくと、慌てずに済みます。
-
契約者の名前と、契約の電話番号やお客さま番号
-
どんな症状か(家じゅう全部か、1台だけか、完全に切れているか遅いだけか)
-
いつから繋がらないか
-
すでに試したことと、その結果(再起動した、有線で直結したら繋がった、など)
-
心当たりの「お客様原因」があれば、その内容(剪定・エアコン工事・落下・水没など)
とくに「有線で直結したら繋がったか」「機器のランプは何色か」は、原因の場所を絞る決め手になります。
また、心当たりのある原因(剪定や落下など)は正直に伝えたほうが、見立てが早く済みます。
隠しても現場に行けば分かることなので、ありのままが結局いちばん速いです。
業者(庭師やエアコン業者)が弁償します。と言っている場合は修理に来た担当に請求はここへして下さいと伝えることで修理代金の請求は業者に行きます。
そのまま使える『問い合わせ前メモ』
次の項目を埋めてから電話すると、話が早く進みます。スマホのメモ帳に書き写して使ってください。
| 項目 | 書いておく内容 |
|---|---|
| 契約者の名前 | |
| 契約の電話番号/お客さま番号 | ドコモに登録(届け出ている)携帯番号か、ひかり電話番号、お客様IDなど |
| 症状 | (例:家じゅう全部が完全に繋がらない) |
| いつから繋がらないか | (例:今日の朝から) |
| 機器のランプの状態 | (例:ONUの認証ランプが赤) |
| 試したことと結果 | (例:再起動した/有線直結でも繋がらなかった) |
| 障害情報ページの確認結果 | (例:地域の障害は載っていなかった)ここは本来ドコモが調べるべき内容でもあるので省略可 |
| 心当たりのお客様原因 | (例:昨日エアコン工事をした/とくに心当たりなし) |
このメモは、電話だけでなくチャットでの問い合わせでもそのまま使えます。
スマホのモバイル回線が使えるうちに書いておくと安心です。
まとめ:あわてず「場所」と「原因」を絞ってから動く
ドコモ光が繋がらないときは、まず「自分は自力対処コースか申告コースか」を最初の章で見分けます。
原因の場所と原因を絞ってから動くことが、復旧までの遠回りをいちばん減らしてくれます。


コメント